内紛劇に不祥事続出ヤマト運輸の危機

小倉昌男亡き後、御曹司社長を標的とするただならぬ怪文書がばら撒かれて……。

2006年6月号 BUSINESS

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 ゴールデンウィーク谷間の5月2日。ヤマトグループ中枢に激震が走った。ヤマト運輸OBの上沼雄治氏が日本郵政公社に部長級職員として迎えられたと報じられたからだ。これは、二重の意味でヤマト経営陣に激しいショックを与えた。 上沼氏はグループの持ち株会社、ヤマトホールディングス(以下HD)元取締役で、宅急便事業の成長を支えた立役者の一人だった。そうした最高幹部が敵陣に寝返ったわけだ。 実は、ヤマト中枢にはさらに深刻な事情があった。最近、同社経営陣を攻撃する怪文書がばら撒かれ、その震源地が「会社に怨みを持って2月に辞職した上沼氏らではないか」(ヤマト運輸幹部)と噂されているのだ。ヤマト経営陣の亀裂につけ込んで、郵政公社が「内紛」を煽っているのではないか――。そんな疑念が、社内で囁かれるのも無理はない。 それにしても、このところのヤマトでの不祥事噴出はただ ………

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