ソニーと松下が液晶猛追シヤープ独走に黄信号

2006年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 薄型テレビ市場で独り勝ちだったシャープが変調をきたしている。 松下電器産業がプラズマテレビの増産体制を構築したうえ、液晶テレビでも日立製作所、東芝と共同出資で設立したIPSアルファからパネルを調達する仕組みを整え、攻勢に転じている。 さらに出遅れていたソニーが韓国サムスン電子との合弁会社で生産したパネルを使い、新ブランド「ブラビア」を世界展開。海外の年末商戦ではシャープを抑えて薄型テレビ首位の座に着いた。 シャープの強みはパネルから完成品まで自社で完結させる垂直統合モデル。しかし、市場の急拡大に供給が追いつかず、品不足が頻発。台湾企業からパネルを調達せざるを得なくなった。垂直統合モデルの破綻である。完成品に「亀山産」というシールを付け、亀山工場(三重県)で生産した国産パネルであることをうたってきたが、IPSアルファが茂原工場(千葉県)でパネ ………

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