日産が中国人労働者導入全面解禁への布石

2006年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

 少子化による中長期的な労働力不足が懸念されるなか、日産自動車は外国人労働者の導入に踏み切る。今秋から主力の九州工場(福岡県苅田町)に中国人労働者を「研修生」として受け入れる。当初20人でスタートするが、将来は増員する方針。 政府は外国人労働者の受け入れを知的労働者に限定し、技能工は解禁していないが、研修名目の雇用は認めている。日産は中国・広州にある自動車工場の従業員を「研修」させる計画だ。 日産は、すでに九州工場をモデルに生産工程の単純化、ロボットの活用による重筋労働の削減を進めている。日本人女性の雇用を増やすなど「非熟練」の労働者が働きやすい環境をつくり、外国人労働者導入の地ならしを進めてきた。今回の中国人労働者受け入れは研修とはいえ、生産要員に変わりない。研修は最長3年のため、3年周期で海外工場からの受け入れを繰り返し、日本人労働者の ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。