蓋された安倍晋三の実像

実は安倍事務所と家族の内情を知る近しい人ほど、その前途を危ぶんでいる。「準備不足だ。1回待つことも考えたほうがよい」と直言する人も少なくない。

2006年5月号 POLITICS [キーパーソン]

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 安倍晋三官房長官は本当に次の首相になれるのか──。これからの半年、政界はこの問いをめぐって複雑なドラマを繰り広げることになる。「ポスト小泉」の最右翼に位置しているのは間違いない。そもそも戦後の首相候補で、就任前からこれほど国民的人気の高い政治家はいなかった。戦前でも近衛文麿くらいだろう。マスコミ各社の世論調査で、「ポスト小泉」としての支持率は4月も依然、安倍氏がトップを守った。福田康夫元官房長官が追い上げてきたとはいっても、まだ差は開いている。 自民党総裁選は今日、事実上の国民投票に近い首相公選として行われる。政・財界中枢は「熱狂の後の平穏、アジア外交の正常化」を求め、「安倍より福田」の志向をちらつかせるが、大衆世論の流れができるとなかなか抗いにくいだろう。 もちろん安倍人気は、多分にマスコミを通じたイメージ先行の面が大きい。NHK番組改変 ………

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