小泉が「前原復活」を密かに期待する理由

2006年5月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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 9月末で退陣する小泉純一郎首相が、やり残した仕事として与党幹部に漏らしていたのが、憲法改正と衆院選挙制度改革──。 退陣後も政局を動かす道具立てとして仕掛けを練っていたふしがあるが、大連立のラブコールの相手だった前原誠司民主党前代表が自滅したことで「楽しみ」が奪われる形となった。 与党幹部によると、民主党との大連立の目的も憲法改正のため。手っ取り早く参院でも改憲発議に必要な3分の2の勢力を確保したかったというのだ。その大連立の障害となるのが、現行の衆院小選挙区比例代表並立制だ。1人しか当選しない小選挙区では民主党との連立は無理とあって、中選挙区に戻すことまで考えていたという。 中選挙区といえば、公明党が望む制度。「民主党との大連立でも『もちろん公明党との関係は変わりませんよ』というサインが含まれていた」(与党幹部)。中選挙区に戻すこと自体、 ………

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