麻生太郎の「秋以降」発言に悲鳴を上げる防衛庁幹部

2006年5月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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 4月2日、麻生太郎外相が民放の報道番組に出演、イラクに駐留する陸上自衛隊の撤退時期について、イラクの政治プロセスなどを踏まえ、撤退が秋以降にずれ込む可能性を示唆した。 この麻生発言が防衛庁に与えた衝撃は凄まじいものだった。防衛庁は当初、5月末までに現在派遣されている第⓽次復興支援群の撤退を完了させる方針で、準備を進めてきた。 陸自の任務は復興支援活動だが、昨年末には浄水場の補修が完了、また3月末には、日本政府の緊急無償資金援助による火力発電所の事業開始式が行われるなど、所期の目的が達成されつつある。そのため陸自は、灼熱地獄という悪条件の夏季を迎える前の撤退を計画。撤退時が最も危険度が増すことを想定して、「第⓽次群」には精鋭部隊といわれる第一空挺団から警備要員を派遣している。そして日本から搬入した車両や資材などの輸送についても、大規模な輸送部 ………

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