竹中金融再生の汚点「細谷りそな」が迷走

三井住友による再編か、外資系ファンドへの身売りか。当局主導の最終処理構想が浮かんでは消える……。

2006年5月号 BUSINESS

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「細谷英二会長の経営は、文化活動やら未来型店舗やら、受け狙いばかりで、収益体質の強化に全然つながっていない。りそなは当分“塩漬け”しかないな」 不良債権問題の収束をきっかけ に、みずほフィナンシャルグループなど大手行から、八千代銀行など地銀までが公的資金の早期返済競争に走る中、約3兆円の公的資金を抱えながら、どこ吹く風の経営を続ける細谷流に対して、金融庁は失望感を日に日に深めている。 ある幹部は「15~20年もかけて公的資金を返済する計画を真顔で示すりそなの姿勢は、金融危機が生み出した究極のモラルハザード(倫理感の欠如)だ」とさえ酷評する。 2003年5月の事実上の破綻処理からはや3年。景気回復でデフレからの脱却も見えつつある中、本来なら国有化からの出口戦略を作り始めるころだが、いまだに旧都銀意識が抜け切らず、地銀のようなドブ板経営に舵を切れない落ち ………

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