シティグループが中国で初の銀行買収

ブッシュ元大統領まで動員して広東発展銀行を狙う理由。

2006年5月号 BUSINESS

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 世界の有力銀行が今、中国の銀行に熱い眼差しを向けている。この1年半に、外銀は中国4大国有銀行と地場銀行約20行に対して、約200億ドル(2兆3600億円)も出資した。空前の資本参加ブームが続いている。 中国政府は2001年末のWTO加盟以降、外銀に対する業務・地域規制を緩和してきた。銀行業の完全対外開放を約し、06年末から外銀と国内銀行の待遇の差別をなくす。 中国の金融機関の預金残高は昨年末で約400兆円、最近5年間で2倍に膨らんだ。人口13億の中国は20年以内に世界最大の消費市場になる可能性が高い。外銀が中国で個人向け金融業務に参入するには中国の銀行と組むのが手っ取り早い。 昨秋、香港上場を果たした中国建設銀行(資産規模3位)には昨年6月、バンク・オブ・アメリカが30億ドルを投じ、株式9%を取得した。続いてシンガポールの政府系投資会社のテマセクも5・1%(15億ドル)を ………

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