ミレアHDは四つ巴の争い

2006年5月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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 損保首位のミレアホールディングスの中核企業・東京海上日動火災保険の石原邦夫社長(62)の後継候補が絞られてきた。旧東京海上の社長の任期は3期6年がほぼ慣例となっている。石原社長も在任6年を終了する来年6月に退任、会長に就任すると見られる。 次期社長候補として現在、社内外で取り沙汰されているのは、岩下智親副社長(59)、石井守雄専務(59)、八木利朗常務(58)、長友英夫常務(57)の4氏。保険金の支払い漏れなどモラルが問われている時期だけに、コンプライアンス委員長の岩下氏、海外市場開拓の使命を担う石井氏、経営企画を担う八木氏、損保の主戦場である自動車保険の営業経験が豊かな長友氏と、「誰が就いてもおかしくない」というのが社内評。若返りをアピールするなら八木氏や長友氏の抜擢、業界他社や三菱系企業とのバランスを重視するならば岩下氏や石井氏が有力視される。 ………

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