規制改革・民間開放推進会議議長(オリックス会長) 宮内義彦氏

規制緩和はまだ道半ば 「尺取り虫」で攻める

2006年5月号 BUSINESS [インタビュー]

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 ──宮内さんが政府の行革推進本部で規制緩和に取り組んでから12年。何を第一に考えてきましたか。 宮内 日本の経済システムは民間経済と言いながら、統制色の濃い護送船団方式でした。その構造は、グローバリズムと市場経済の波の中では非常に船足が遅く、バブル崩壊で不況に入ったときに大きな停滞原因になった。それを改革して、世界の中で勝てるようにする。それが、規制改革の一番重要な点です。 ──改革はある程度できました? 宮内 「民」の統制色はかなり薄れ、道がなかったところに道はつきました。まだ舗装道路ではないが、何とか走れる形になった。 ──では、「官」の分野は? 宮内 「官」がつくり上げた制度や「官」そのものがやる経済活動は異常に多く、郵貯や道路公団から温泉宿までやってきた。「官」が企画してつくって国民に配給する、これでは社会主義です。市場経済とは供給者 ………

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