最高裁で敗訴でもNIPPO「都にがぶり寄り」

強引な億ション建設をめぐり、敗訴が確定したのに、またもや無理筋裁判を始めたのはなぜか。

2019年11月号 BUSINESS

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完成目前に建築確認が取り消され、4年も「塩漬け」状態になっている東京・文京区の分譲億ション「ル・サンク小石川後楽園」。建築主のNIPPOと神鋼不動産が東京都に「建築確認の取り消し処分」の取り消しを求め提訴、一審に続き二審でも請求棄却となった経緯は、本誌2月号で詳報した。8月16日には、最高裁判所が上告を棄却。建築主側の敗訴が確定した。今後、マンションはどうなるのか。注目が集まるが、呆れたことにNIPPOは単独で別の裁判を起こし、未だに争う姿勢を崩していない。その狙いはどこにあるのか。

印紙代だけで1676万円

最高裁の裁定が出る3カ月前の5月9日、NIPPOは東京都を相手取って新たに損害賠償請求の訴えを東京地裁に起こした。さらに上告棄却から2週間後の9月3日には、建築確認を行った指定確認検査機関の都市居住評価センター(ユーイック)も訴えた。これまで二人三脚で事業を進めてきた神鋼不動産は ………

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