ネットフリックスが2月上陸。ドラマ制作費1回1億円に、ガラパゴス民放各社が唾ゴックン。
2015年2月号 DEEP
ネット配信で映画やドラマを楽しむビデオ・オン・デマンド(VOD)ストリーミング企業の雄、アメリカのネットフリックスが、いよいよ日本に本格上陸することが決まった。通信量でユーチューブを上回るほどの人気を集めていると本誌14年11月号で報じたが、既得権益者が大手を振って歩く「ガラパゴス日本」の市場に上陸できるか、と疑問符をつけたところ、それを打ち消すような動きが早くも始まった。2月には日本法人が立ち上がる。それを前提に昨年12月からネットフリックス関係者が民放各社と接触を始めた。民放担当者の間では、このネット配信の“黒船”に驚きの声が広がっている。ドラマ制作に携わっている人間なら、ネットフリックスが2013年に大ヒットさせ、その名を一躍不動のものにした政治ドラマ「House of Cards」の評判は聞いていよう。だが、改めて同社を調べて、既存の放送局とはまるで異な ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。