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パナソニック「1兆円赤字」転落も

繰り延べ税金資産の取り崩しで途方もない赤字計上か。三洋電機買収の「負の遺産」がのしかかる。

2012年1月号 [ 「破綻前の日産」とそっくり]

「パナソニックはリストラで1万5千人も路頭に迷わせようとしている。放っておいていいのですか」

NHKテレビ中継もあった12月7日の参議院決算委員会。質問に立った共産党の山下芳生議員は、パナソニック(以下、パナ)が全国各地で工場閉鎖や事業縮小を進めているとして、野田佳彦首相に詰め寄った。

山下氏がパナの経営責任を追及する質問をしたのにはわけがある。家電製品の購入金額の一部を国が負担する「エコポイント制度」に約7千億円もの予算が投じられ、消費と雇用の拡大が図られた。ところが、税金の後押しで家電販売の恩恵を受けたパナは真逆なことをやっている。エコポイント終了と同時にリストラを加速するとは「何たることか」というわけだ。野田首相はパナの創業者である松下幸之助が創った松下政経塾の1期生であり、共産党の追及はあてつけがましく聞こえた。

しかし、パナのリストラは ………

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