CSKを裸にした青園雅紘の「罪」

「資本のハイエナ」の祖、西田晴夫の供述から、証券監視委が内偵を進めている。

2009年8月号 BUSINESS

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奈良県と大阪府の境にある生駒山地の麓の病院に昨年から一人の男が入院している。脳梗塞で担ぎ込まれて糖尿病を併発し、病状は悪化の一途。往年の面影がないほどやせ衰えた男は西田晴夫。かつて「最後の大物仕手筋」「資本のハイエナ」として悪名を轟かせた相場師である。株で2500億円をもうけたと豪語する彼の口から漏れた一件が、生駒からはるか遠くの東京・青山の東証一部上場企業に飛び火した。その供述をもとに進む証券取引等監視委員会(SEC)の捜査で、その企業は存続すら危うくなるのではないかと言われている。西田は大阪府守口市職員から生き馬の目を抜く相場の世界へと転身した。一見、善良さを絵に描いたような風貌、どもり気味ながら朴訥と話す口ぶり。「らしくない」ことが、烏合の衆の「幻想」で成り立つ仕手の世界では何よりの武器となった。投資家を煽るために電話をかけ続け、耳の穴 ………

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