ダウジョーンズ身売り CEOがマードックに「内通」

編集権の独立を捨てかねないと非難囂々。「買収屋」に漁られた米名門メディアの行く末は……。

2007年9月号 BUSINESS

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米名門メディア企業のダウジョーンズ社は今年5月、かつてソフトバンク社長の孫正義と組み、テレビ朝日株を取得して日本でも大きな話題を呼んだルパード・マードック率いるニューズ・コーポレーションから買収提案を受けている、と発表した。この買収提案は、インターネットの普及などによって広告・販売の両面で「構造的不況」業種になりつつある日本の老舗メディアにも興味を持たれ、大きく報じられた。ニューズ社は、ロンドンタイムズ、20世紀フォックス、FOXテレビなどの大手新聞社や映画会社などを傘下に収めるオーストラリア発祥の世界的な複合メディア企業だ。発表から僅か3カ月の間に交渉は急ピッチでまとまり、8月1日、買収交渉は成立。ダウ社の身売りが決まった。この交渉では、ダウ社傘下の米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が編集権の独立を維持できるかどうかが最大の関心事 ………

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