幸福の科学に「女神誕生」大川夫人を神格化

2007年8月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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1980年代後半から90年代前半にかけ、派手な宣伝とマスコミへの露出で一世を風靡した幸福の科学。教祖である大川隆法総裁の東京ドームでの講演はメディアでもさかんに報道されたが、最近はニュースを目にすることも少なくなり、その内部で異変が起きているようだ。大川氏は自身を「釈迦の生まれ変わり」と称し、それを信じる信者の絶対的な信仰を集めていたが、近年は港区白金の豪邸からあまり外に出ることなく過ごし、信者への講演もビデオであることが多いとされる。これに対して存在感を増しているのが夫人で教団副総裁のきょう子氏だ。大川総裁が東大法学部卒というのはよく知られているが、きょう子夫人も東大文学部卒。「彼女はなかなかやり手で教祖の補助者の地位に甘んじていません。理事会を動かしているのは総裁だけではない。きょう子副総裁の存在も大きい」(教団関係者)。そして最近では大 ………

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