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FACTAフォーラム:イベント開催、講師ご紹介

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講師陣

ジェラルド・カーティス教授
Professor Gerald Curtis

コロンビア大学政治学教授(Burgess Professor Political Science Columbia University)、早稲田大学客員教授、東京財団特別研究員

日本政治研究において世界の第一人者であると広く評価される。『代議士の誕生』という著書が、国会議員になるための選挙運動という日本の草の根の民主主義を描いたものとして日本の学界に衝撃を与え、ベストセラーとなった。自民党政治の構造を分析した『日本型政治の本質』は大平正芳記念賞を受賞し、戦後の五十五年体制の終焉、小泉政権の歴史的な意義を論じる『永田町政治の興亡』が新潮社から出版されて話題を呼んだ。NHK教育テレビの日本語で行われた「日本の政治をどう見るか」という12回のテレビ番組シリーズが大変好評を博し、その後NHK Booksから出版されている。

カーティス教授の英語と日本語の書物は世界中で教科書としても使われており、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、タイ語などに広く翻訳されている。コロンビア大学が彼の功績を認め、Burgess Professorという、コロンビア大学政治学部の最初の学部長を記念する冠講座「named professorship」に指名された。学問と同時に、雑誌、新聞、テレビなどマスコミで活発に評論を行っている。ニューヨークタイムズ、ファイナンシャル・タイムズ、その他の新聞、BBC,CBS, NBC, ABC, CNNなどのテレビ局からも日米関係、日本の政治・社会およびアジア情勢について意見が求められる。1986年からニューズ・ウィーク特別顧問、米日財団の理事、日米欧三極委員会、外交評議会委員などを務めている。

日本のマスコミにおいても幅広く活動。1982年以来、中日・東京新聞の客員およびコラムニストとして毎月「時代を読む」というコラムを執筆し、朝日、毎日、読売、日本経済新聞、中央公論、文藝春秋、論座、東洋経済その他の雑誌にも多数寄稿。「報道2001」、「時事放談」、NHKの「NHK特集:アメリカの議会と日米関係」、「人間大学:日本の政治をどう見るか」「視点・論点」などのテレビ番組にもしばしば出演している。

日本とアメリカの政界に知人が多く、「日米議員懇談会」が1970年代に創立された時の最初のコーディネーターであった。下田会議という日米関係にとって歴史的に重要な役割を果たした会議に数回米国の責任者として参加している。慶応大学、東京大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学、経済産業研究所、国際経済研究所など客員教授および客員研究員を勤めてきた。

大平正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、日本国際交流基金賞、2006年に旭日重光章を受賞した。

専門分野

日本の政治・外交、日米関係、米国の対日・対アジア外交、日米中関係、 米国の政治社会

講演のテーマ例

アジアの中の日米関係、変化する日本の政治、40年の日本体験記、アメリカ大統領選と日本の関係、日本社会の特徴(美しい部分、強い部分)

著書

『政治家の役割』(編著、2002年、日本国際交流センター)、『永田町政治の興亡』(01年、新潮社)、『日本の政治をどう見るか』(1995年、日本放送出版協会)、『ポスト冷戦時代の日米関係』(91年、東京新聞出版局)、『日本型政治の本質』(87年、ティビーエス・ブリタニカ)、『土建国家ニッポン』(83年、光文社)、『代議士の誕生』(71年、Kondansha International)、『沖縄以後の日米関係』(71年、サイマル出版)

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