阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」

  • 2016年7月29日泥水を漁る「ウミウシ」が伊藤忠を狙う

    伊藤忠商事が空売りファンドに狙われている。

    米国のグラウカス・リサーチ・グループが7月27日、伊藤忠について「必要な会計処理をせず、連結純利益を過大に計上している」として強い売り推奨のレポートを発表、伊藤忠株はその日の取引から急落したのだ。グラウカスが日本企業を標的にしたのは、これが最初だという。

    グラウカスは、伊藤忠がコロンビアでの石炭事業で鉱山の減損処理を行っていないことを売り推奨の第一の理由に挙げ、第二に中国で中国中信集団公司(CITIC)などに巨額の投資をしながら、主導権を中国政府に握られていることを指摘している。

    むしろ市場で懸念されているのは第二の理由だろう。