阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」

  • 2013年12月31日KKRへの公開質問状と回答

    パナソニックが米国のファンド、KKRに子会社「パナソニック ヘルスケア」を1650億円で売却した件で、本誌最新号(2014年1月号)は「『津賀パナソニック』黒字転換に陥穽」という記事を掲載した。

    ヘルスケア社が国内の電子カルテやレセコンのトップシェアなため、そのビッグデータ(診断書や処方箋などプライバシーにかかわるため「センシティブデータ」とも呼ぶ)が海外、とりわけ中国に流出する恐れがあると指摘したものだ。

    これついてはパナソニックに質問状を送ると同時に、買う側のKKRにも質問状を送った。パナソニックは文書で回答したが、KKRジャパンは平野博文社長が12月10日に編集部に会い、インタビューに応じる形で回答した。

    公平を期するため、同社への12月3日付の質問状と、回答にあたる12月10日のインタビューの要旨をここに掲載する。

  • 2013年12月24日パナソニック「投げ売り」の見境なさ

    パナソニック内部がざわついているそうだ。旧松下寿電子工業と三洋メディカルを合体させた子会社のパナソニック・ヘルスケア(PHC)売却で、売却先に選んだ米国のファンド、KKRが台湾・中国企業連合への転売を前提にしていることを、FACTA最新号(14年1月号)がスクープとして報じたからだ。

    純債務を含め1650億円で売却し、共同持ち株会社をつくって20%出資するという津賀一宏社長の判断が軽率なものだったのではないかという批判が噴出しているのに加え、関係省庁への詳しい説明が必要になったためだ。売却先の選定をやり直した方がいいのではないかという社の内外から出ているという。

  • 2013年12月19日パナソニックへの公開質問状と回答

    本誌最新号(2014年1月号)は巻頭に、「『津賀パナソニック』黒字転換に陥穽」というスクープ記事を掲載した。米国のファンド、KKRによるパナソニック子会社「パナソニック ヘルスケア」を1650億円で買収した件で、そこに潜むビッグデータ問題を指摘したものだ。

    その過程でパナソニックに対し質問状を送り、FAXで回答を得た。雑誌は誌面の制約があって全文を公開できないので、このブログでそれを公開します。