阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」

  • 2013年9月25日「内部告発」のマグマ

    ある証券会社の会長は心配そうな面持ちで「まだあるの!? まだあるの……?」と念を押すように二度繰り返した。損失隠しを続けている会社のことだ。

    弊誌のもとにはオリンパス事件以降、今も様々な会社から内部告発が届くことは、これまでに当コラムで触れたとおりだ。そうした情報提供の中には、オリンパスよりも大きく、しかもアタマに“超”がつく優良企業についての情報も含まれている。当然、外国人投資家も少なくないから、記事になれば株式市場への影響は小さくはあるまい。

    例えば、あるメーカーの関係者からは海外の関係先に有価証券投資に絡んだ損失を隠している、との情報が寄せられている。損失隠しに関連してのことか、金融機関との間で通常なら考えにくい金融取引契約を結び、有価証券報告書への記載義務が生じない形で巨額の担保を差し入れているから、そこには何らかの意図が働いているのだろう。これに伴って財務諸表には不自然で不可解な資金の出入りがあったことを疑わせる痕跡も数字として残っている。

  • 2013年9月25日沈黙しちゃったアコーディア

    本誌最新号で「アコーディア『S-REIT』浮上」を報じたが、25日現在、同社は東証1部上場企業だというのに、リリースも何も出していない。シカト? そうはいきません。全国130コース以上のゴルフ場を保有するアコーディアの会員や株主から問い合わせが殺到している。知らぬ存ぜぬで通すつもりなのだろうか。それなら、本誌が同社に9月10日付で送った質問状と、同社の回答を例によってこのブログで公開しましょう。まず質問状です。