阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」

2012年11月 9日 読売新聞の「犬記者」へ

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ちょうど週刊文春(11月15日号)で「ナベツネの違法行為を暴露する読売現秘書部長『爆弾日記』公開!」を読んだところだった。ご老体ナベツネの運転免許更新に高齢者講習を受けずにすむよう、警視庁キャップが奔走しているという記事(読売はこの日記を怪文書として抗議書を送った)に、そぞろ哀れを催した。

そしたら、弊社を嗅ぎまわりにその読売の社会部記者が出現したという。弊社に直に来るならまだかわいげがある。持ち株会社の代表者のもとにやってきて、株主のこと、代表になっている理由などをあれこれ尋ねたそうだ。これって圧力? どうみても、通常の取材とは考えられませんね。

社会部の田中重人記者である。かわいそうに。恥ずかしいだろうなあ。小生は満腔の同情を覚えます。

せっかく新聞記者になって、しかも読売のヒノキ舞台の社会部に所属して、まともな取材でなく、主筆のために嗅ぎまわる犬稼業とは。法人登記を見てきたそうだから、九段の法務省出張所に行ったのでしょう。

でも、残念。何にも餌はもらえなかった。だが、飛んで火に入る夏の虫。代わりにこうして「犬」記者であることが満天下にさらされることになった。記者としてはお気の毒だが、文春に書かれた山越高士秘書部長と同じく、将来、秘書部長にはなれるかもしれません。

好きでやってるんじゃないのかもしれない。宮仕えは、つらいですな。持ち株会社など探らないで、ウチへ来なさい。とことん、聞いてあげますから。上司の言いつけだったって言うのかな。それとも、ここでFACTAの尻尾をつかめば、ナベツネと「小皇帝」の覚えがめでたくなると思ったのだろうか。

内山社長失脚や清武寄稿、「小皇帝」登場に、「テルマエ・ナベツネ」阿諛の湯煙なんかを載せて、いまやFACTAは読売にとって「敵性メディア」です。

だが、ウチにお出ましになったら録音・録画は覚悟してください。きっちり公開して差し上げますゆえ。

ナベツネ主筆は11月5日、巨人軍の優勝にご機嫌で「阿部を読売の社長にしても成り立つんじゃないか」と口走ったそうだ。これって一瞬、ぬか喜びした。へへへ、アチキも読売の社長になれますか。

もちろん、邯鄲一炊の夢。重夫でなく慎之助のことでしたが。