阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」

  • 2010年4月26日ウォール街は悪の枢軸か――環日本海紙シンジケートコラム

    新潟日報などに3カ月に1度掲載しているコラム<時代を読む>を書きました。


    ウォール街は「悪の枢軸」か


    「二十一世紀は精神的な時代になるか、あるいは存在しないだろう」

     ドゴールの文化相を長く務めたフランスの作家、アンドレ・マルローの予言が、今さらのように気にかかる。

     米証券取引委員会が4月16日、最大手投資銀行のゴールドマン・サックスを証券詐欺容疑で提訴した。07年に販売したサブプライムローン(信用度の低い住宅ローン)債権の債務担保証券(CDO)の組成と販売にあたって、ゴールドマンは買い手の投資家に適切な情報開示をしなかったという理由である。