阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」

2009年4月 1日 FACTA 対 経営共創基盤 (1)FACTAの質問状

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FACTA4月号(3月20日刊行)は、パシフィックホールディングスの会社更生法申請に関連し、同社に助言していた経営共創基盤について、「冨山和彦の裏に『怪中国人』」と題する調査報道記事を掲載した。この取材過程で、これまで沈黙を守ってきた経営共創基盤に対し質問状を送った。その回答の要約は誌面に掲載したが、紙数の関係上、全文を掲載できなかったので、そのやりとりも含めてこのブログに掲載し、公正を期すこととしたい。

まずFACTAの質問状から――。日付でお分かりの通り、送ったのはパシフィックHDが会社更生法を適用する1日前である。

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経営共創基盤 広報
+++++様

パシフィック・ホールディングスに関する質問状

拝啓 春寒の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。

ご承知の通り、弊誌は昨年12月から、パシフィック・ホールディングスの資金調達について二度にわたり報道して参りました。同社は2月27日の払込日にも予定の払い込みがなく、監査法人の意見も得られずに東証監理銘柄となっていますが、中国からの資金調達を仲介した経営共創基盤からその間の経緯の説明がまったくありません。弊誌は独自の取材の上に立って次号(3月20日号)で次の記事を掲載する予定で、御社に対しいくつかの確認事項がございます。以下の点につきご回答をいただきたく、お願い申し上げる次第です。

1)中国からの資金受け皿として設立された中柏ジャパンおよび経営共創基盤は、中柏グループの総裁と称する中国人、関継軍氏とはどのような関係ですか。

2)関継軍氏は経営共創基盤の「最高顧問」の名刺を持ち、御社内にオフィスを持っているという情報は真実でしょうか。

3)パシフィックHDのアドバイスをしているGCAからの紹介で、経営共創基盤は中国からの資金調達の仲介をしたのでしょうか。

4)関継軍氏は誰から紹介を受けたのでしょうか。御社代表の冨山氏とはいつ、どのような形でお知り合いになったのでしょうか。

5)関継軍氏が八戸の水産会社から詐欺で民事訴訟中であることをご存じでしょうか。彼の経歴について調べたことがありますか。

6)関継軍氏が会長を務める名古屋のラハイナの不動産をパシフィックHDに買い取らせようとした席に、菱田氏と関氏は同席していますか。

以上です。なお、締め切りの都合もございますので、ご返事は3月13日までに、文書またはメールでいただければ幸いです。あわせて可能なら、代表取締役、冨山和彦氏、または取締役、菱田哲也氏にお話がうかがう機会を与えていだきたく、ご一考のほどお願い申し上げます。

敬具

09年3月9日