阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」

  • 2009年3月31日北朝鮮 弾道ミサイル発射へ

    北朝鮮が4月4日から8日の「人工衛星」打ち上げを予告している。発射されるのは「テポドン」(長距離弾道ミサイル)ではないかと言われているが、実のところ、衛星か弾道ミサイルかの区別にはあまり意味がない。ヘッドコーンと呼ばれる先端部に搭載されるのが弾頭か衛星かと違うだけで、ロケットのブースター部分は、どちらにせよ「テポドン2号」の改良型とみられるからだ。

    北朝鮮が衛星と称しているのは、国連安保理非難決議を意識しているからで、98年のノドン発射の時もそうだったように、衛星の打ち上げなら「平和目的で軍事目的ではない」と他国の批判をかわせると考えているからだろう。

    アメリカの偵察衛星がムスダンリの発射台を撮影しているが、日本にも偵察衛星があり、これまでの日米韓3カ国による分析で、打ち上げるのは「短距離か中距離タイプ」と推定されている。2006年に発射された7発はすべて日本海に落下したが、今回は日本が射程距離に入り、ロケットは本州を飛び越えて太平洋に落ちる見込。途中、第一段ロケットが秋田沖に落下するとみられる。

  • 2009年3月24日小沢一郎の進退

    今日、拘留されている、民主党・小沢代表の公設第一秘書、大久保隆規(たかのり)容疑者の拘留期限が切れる。容疑は政治資金規正法違反の虚偽記載で、形式犯に見えるが、検察のメンツを考えれば、十中八九「起訴」になるだろう。

    小沢代表も一貫して不正を否定、民主党も鳩山幹事長ら幹部が「総選挙を前にした民主党狙い撃ちという検察の政治介入」と正面から批判しているだけに、樋渡検事総長、岩村東京地検検事正、佐久間特捜部長にしてみれば、もはや引くに引けないという判断だろう。

    そうなると、いよいよ小沢代表の進退問題になる。

  • 2009年3月19日4月号の編集後記

    FACTA最新号(2009年4月号、3月20日発行)の編集後記を掲載します。フリー・コンテンツの公開は26日からです。

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    石の上にも3年、というが、弊誌も06年4月の創刊以来、丸3年を経た。歴史のある「月刊現代」も「諸君!」も姿を消していき、週刊誌も休刊の嵐になりそうな活字メディアの逆風。ジャーナリズムの暗夜に一灯を掲げる思いで、今までひたすら走り続けた。それもこれも大勢の寄稿者、購読者ほか、関係者に支えられたおかげです。社員一同、誌面を借りて心よりお礼申し上げます。