札付き卒業生の餌食「日本航空学園」

東京地裁で驚くべき内容の裁判が争われている。訴え出た学園からの資金流出は60億円以上。

2021年6月号 DEEP

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学園はあの男によって食い物にされたのか――。現在、東京地裁で驚くべき内容の裁判が争われている。訴え出たのは日本航空学園(山梨県甲斐市)。自前の滑走路を持ち、航空関係のエキスパートを育成するというユニークな存在で、傘下の高校は甲子園の常連という野球の強豪校だ。その学園が損害賠償を求め相手取るのは、2009年1月に破産した大証ヘラクレス上場企業サイバーファームの元社長、半田貞治郎氏とその関係先6社である。学園側の主張によれば、事の経緯はこういうことらしい。学園の梅沢重雄理事長が半田氏に対し「理事長補佐」の肩書を与えたのは17年4月。半田氏は学園卒業生で、2人は面識があったが、少し前に都内で偶然再会し急接近したらしい。当時、学園は4年制大学の新設を目論んでいた。ただ、障害となっていたのが負債比率の高さ。そこで半田氏は資産流動化などによる財務改善策を提案。 ………

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