東証また大恥「Aバランス敗訴」

中国系乗っ取り屋の「裏口上場」をシロとしたが、裁判で反社関与認定の判決が出た。

2018年6月号 DEEP

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笑えない笑い話を書く。4月26日、東京地裁で名誉棄損訴訟の判決が言い渡された。会社を乗っ取られた挙げ句に放逐された創業社長が、乗っ取りの一部始終をメディアに訴えたところ、これが名誉棄損にあたるとして、乗っ取り側が創業社長を相手取り総額で約3億円の損害賠償を求めた裁判である。原告は東証マザーズに上場するAbalance(Aバランス)で、被告は同社の創業社長だった谷本肇(ただし)氏。判決ではAバランスの請求を棄却し、谷本氏の「Aバランスにコンプライアンス(法令順守)違反があった」とする主張を認めた。谷本氏のほぼ完勝である。Aバランスの旧社名はリアルコムといい、中国系の龍潤生氏と厳平志郎氏による乗っ取り劇を本誌が2013年5月号で報じたITベンチャーだ。谷本氏が00年に立ち上げ、07年に上場を果たしたが、翌年のリーマン・ショックで米国での企業買収が裏目に出て上場廃止の ………

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