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阿部重夫編集長ブログ「最後から2番目の真実」

FACTA1月号「裏ポーク」記事の訂正

2009年02月24日 [お知らせ]

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弊誌2009年1月号42~43ページに掲載した「死を賭した『裏ポーク脱税』の告発」の記事中、千葉地裁で行われている差額関税59億円脱税事件(千葉地裁、事件番号は平成19年(わ)第331号、田辺正明被告)について以下の記述がありました。

08年5月30日に行われた第5回公判では日本養豚生産者協議会会長、志澤勝が証言台に立った。協会は農水省傘下の団体であり、農水省からの補助金のほか、独立行政法人の農畜産振興機構からもおよそ7千万円(平成19年度)の補助金を受け取っている。

これに対し、日本養豚生産者協議会から、「農林水産省から7000万円の補助金を受け取っていたのは社団法人日本養豚協会である。会長は両団体とも志澤勝氏が務めているが、日本養豚生産者協議会は補助金をもらっていない」と事実誤認の指摘がありました。

弊誌編集部はこの第5回公判の速記録を取り寄せて検証しました。志澤証人と検察官のやりとりの一部を抜粋しますと、冒頭では

検察官「あなたは、日本養豚生産者協議会の会長なのですか」

証人「はい、そうです」

検察官「日本養豚生産者協議会というのは、国内養豚業者が養豚業全体の発展などのために自主的に組織した団体なのですか」

証人「はい、そうです」

検察官「また、社団法人神奈川県養豚協会の顧問なのですか」

証人「はい、そうです」

検察官「さらに、社団法人日本養豚協会の副会長(編集部注=08年5月当時、現在は会長)もなされているのですか」

証人「はい、しております」

また、速記録14ページには以下のような証人と弁護人のやりとりが載っている。

弁護人「証人は、社団法人日本養豚協会の副会長も務めているということでよろしいですね」

証人「はい」

弁護人「その協会の役員というのは、農林水産省からの再就職者の方が何人いらっしゃいますか」

証人「現在は2名ですかね」

弁護人「その協会ですけれども、農林水産省系の団体から補助金の交付というのを受けていますか」

証人「受けています」

弁護人「どの程度の金額だか分かりますか」

証人「いや、余り詳しく、細かいことは分かりません」

弁護人「それから、独立行政法人の農畜産業振興機構からも補助金を受けているということでよろしいですか」

証人「はい」

この2カ所の速記録記述から、協議会の指摘どおり、当該記事の筆者が社団法人日本養豚協会と書くべきところを自主団体である日本養豚生産者協議会と誤記したものと認めます。お詫びして以下のように訂正します。

08年5月30日に行われた第5回公判では日本養豚生産者協議会会長で社団法人日本養豚協会副会長(現会長)の志澤勝が証言台に立った。協会は農水省傘下の団体であり、農水省からの補助金のほか、独立行政法人の農畜産振興機構からもおよそ7千万円(平成19年度)の補助金を受け取っている。

投稿者 阿部重夫 - 18:00| Permanent link | トラックバック (0)

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* 発行人 阿部重夫 *

編集長 阿部重夫

1948年、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。73年に日本経済新聞社に記者として入社、東京社会部、整理部、金融部、証券部を経て90年から論説委員兼編集委員、95~98年に欧州総局ロンドン駐在編集委員。日経BP社に出向、「日経ベンチャー」編集長を経て退社し、ケンブリッジ大学客員研究員。 99~2003年に月刊誌「選択」編集長、05年11月にファクタ出版株式会社を設立した。

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