阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」
ああ志賀、女川、浜岡原発
2007年03月20日
FACTA最新号で、電力業界のリーダー、東京電力を取り上げたので、この「原発事故隠しドミノ」について一言述べたいと思います。
正直に言うと、今は亡き父は北陸電力の社員でした。戦後早々の9電力発足時に入社しています。電気のエンジニアだったからで、私が幼少のおりに日本海沿岸の大雪で「送電線が切れるかもしれない」と豪雪地帯の山奥に決死の思いで入っていったことを覚えています。
その後、東京出身の父にお呼びがかかり、政治担当の東京駐在秘書に異動になりました。家族はその裏側をさんざん見せられて、電力会社の裏方である総務の仕事がいかに辛いものかを知りました。
ですから、今回の北陸電力その他の事故隠しは私個人にとっても悲しい事態です。その後始末に駆けずり回る総務のご苦労はよく分かります。さはさりながら、志賀はひどかった。アラームが12回も鳴ったのに、ほっかむりでは罪万死に値します。これでは、もっともカバーエリアが小さな北陸電力を、中部電力に吸収合併させろ、という意見が出るのもやむをえますまい。
とにかく電力各社には、一日も早くこの窮地を脱してほしい、としか言えない。京都プロトコルもあるし、石油・ガス高騰でエネルギー資源確保が喫緊の課題になっているのですから、ぐずぐずしてはいられません。
健闘を祈ります。21世紀日本の明日は、そこにかかっていると言っても過言ではないのです。
投稿者 阿部重夫 - 06:00| Permanent link | トラックバック (0)

