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阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」

もういちど「ソニー病」1――1年たってもビョーキ

2006年12月18日 [ソニーの「沈黙」]

このブログ「最後から2番目の真実」がスタートからもう1年たった。

忘れもしない。05年12月、ソニーのウォークマン「Aシリーズ」のお粗末と、ソニーBMGのCDスパイウェア事件から始まったのだ。爆発的なアクセス数で、サーバーの容量を超過、数日で落ちかけるという事態になり、正直、背筋が寒くなった。

別にソニー専門ブログをめざしたわけではなかったのだが、1カ月ほどはその続報で次々と埋めていった。でも、自分でやってみてブログという負荷がかえって自分を縛ることに気づいた。ソニー批判専門と見られては困るので、かえってソニーを扱いにくくなったのである。

さて、そこで1年ぶりにソニーのトピックスに舞い戻ってみようかと思う。

とにかく見て見ぬふりをしてからも、ソニーはお騒がせだった。サッカーW杯もあってサムソンと合弁の液晶テレビ「ブラビア」が売れたのはいいが、ソニー製リチウム電池を装備したデルのPCが炎上し、少なめに見積もっていた処理費用も、時を追うにつれて膨らんだ。さんざん発売を遅らせたPS3の値段を急に下げたり、デバイスが間に合わずに海外発売を遅らせたり、などのジグザグ路線。次世代DVDブルーレイも再生だけで録画機能がないなど、トホホのニュースばかりである。

しかし、FACTAが次号(12月20日発売)で取り上げるソニーの「企業スキャン」は、これまで言われてきた「致命傷」とは別のアングルである。すでに9月号で警告を発していたが、あの記事がヒントである。

私個人は取材に参加しなかったが、取材陣は苦労させられたようである。一段とかたくなになり、正直ではなくなっている。これはリスク管理の破綻を意味する。1年の時間があったにもかかわらず、企業としては病篤しである。

少しずつ書いていこう。

投稿者 阿部重夫 - 06:00| Permanent link | トラックバック (1)


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Felicaの記事
From: Falloutの日記
Excerpt: ソニーのFelicaは危ないらしい。ということはエディとかスイカとかも危な…
Tracked: 2006.12.18 16:22

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発行人 阿部重夫

編集長 阿部重夫

1948年、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。73年に日本経済新聞社に記者として入社、東京社会部、整理部、金融部、証券部を経て90年から論説委員兼編集委員、95~98年に欧州総局ロンドン駐在編集委員。日経BP社に出向、「日経ベンチャー」編集長を経て退社し、ケンブリッジ大学客員研究員。 99~2003年に月刊誌「選択」編集長、05年11月にファクタ出版株式会社を設立した。

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