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さて、国連決議である。編集長としては極めて悩ましかった。
核実験の予感はあった。すでに9月20日発刊の10月号でも、10月10日の建軍記念日あたりを予測する記事を掲載している。7、8、9日の3連休は危ないと思って、週末には誌面差し替えの準備をした。が、予感があたっても、締め切りと作業工程の関係から、たちまち追い詰められることは分っていた。
10月20日発売のFACTA最新号では、日本時間15日未明の決議採択まではとても間に合いそうになかったからだ。こういうとき、締め切りのある定期刊行物は、読者の目が届かないところで「不毛な殿(しんがり)戦」を行う。
投稿者 阿部重夫 - 06:00| Permanent link | トラックバック (0)
1948年、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。73年に日本経済新聞社に記者として入社、東京社会部、整理部、金融部、証券部を経て90年から論説委員兼編集委員、95~98年に欧州総局ロンドン駐在編集委員。日経BP社に出向、「日経ベンチャー」編集長を経て退社し、ケンブリッジ大学客員研究員。 99~2003年に月刊誌「選択」編集長、05年11月にファクタ出版株式会社を設立した。
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