« 2006年03月21日 | ブログトップ | 2006年03月25日 »
私にとって、ネット空間とは何かという問題に先立って、市場空間とは何かが常に先にあった。そこで思い浮かぶのはオーストリア生まれの経済学者フリードリッヒ・A・ハイエク(1899~1992)である。価格メカニズムのことを「テレコミュニケーション・システム」と呼んだのは彼なのだ。今思えば奇妙な呼称である。しかし経済学の根幹を情報理論として組み換えたかに見える彼の試みは、「ウェブ進化論」や「はてな」のようなナイーヴすぎるネット信仰が跋扈する今、再読するに値すると思う。
自分の経験を語ろう。
投稿者 阿部重夫 - 20:05| Permanent link | トラックバック (3)
しだいに創刊号編集の重圧が高まってきて、ブログを書く時間をつくるのが困難になってきた。自分でもしだいに目がつりあがってくるのが分かる。しばらく長文は書けない。掲載はスタッカートになるので悪しからず。
桜の開花宣言が出た1日後(3月22日)の東京の夜は雨もよいだった。新宿三丁目で待ち合わせがあり、地下鉄の駅を出たら、もう春の雨に肩が濡れた。飲み屋の二階のバーを指定されたが、まだ看板の明かりが灯っていない。連れの記者がいたから、目と鼻の先の焼肉屋で軽くレモンサワーをあおり、焼肉をつつきながら、店があくのを待つことにした。
投稿者 阿部重夫 - 06:00| Permanent link | トラックバック (1)
1948年、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。73年に日本経済新聞社に記者として入社、東京社会部、整理部、金融部、証券部を経て90年から論説委員兼編集委員、95~98年に欧州総局ロンドン駐在編集委員。日経BP社に出向、「日経ベンチャー」編集長を経て退社し、ケンブリッジ大学客員研究員。 99~2003年に月刊誌「選択」編集長、05年11月にファクタ出版株式会社を設立した。
RSSとは記事のタイトルや概要を配信するための技術です。RSSに対応したソフトウェアやサービスを利用すると、最新の記事のタイトルや概要が取得できます。詳しくは「RSSフィードについて」をご覧ください。
FACTA online「編集長ブログ」は以下の規格に対応しています。