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前回の続き。ソニーの尻尾をつかむために、取材で一歩一歩問い詰める第二編である。
質問状で触れたウォークマンAシリーズの「コネクトプレーヤー」とは、パソコンに組み込む楽曲転送ソフト(iPodではiTunesにあたる)で、その不具合がAシリーズへの不満の中心だった。その改訂版提供の発表は質問状を送った11月29日に行われ(実施は12月2日)、ソニー自身が認めた「問題点」は以下のように10項目と多岐にわたる。
ボロボロじゃないの。これだけ多いと、やはり「欠陥商品」と言われてもしかたがないのではないか。ここから浮かび上がるのは、ソニー技術陣のソフト開発力がえらく低下していること、製品発売前の事前のチェックがおざなりなことである。ある関係者にいわせると「1000曲以上の転送ができない」なんて致命的なバグ(欠陥)は、チェック段階で数百曲の転送しかしなかったことを示すもので、ソニーのMP3の旧ソフト「ソニックステージ」で1万曲保存などザラという現状を自覚していなかったのではないかという。ソニー信者が怒り心頭に発したのも無理もない。
投稿者 阿部重夫 - 00:00| Permanent link | トラックバック (6)
1948年、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。73年に日本経済新聞社に記者として入社、東京社会部、整理部、金融部、証券部を経て90年から論説委員兼編集委員、95~98年に欧州総局ロンドン駐在編集委員。日経BP社に出向、「日経ベンチャー」編集長を経て退社し、ケンブリッジ大学客員研究員。 99~2003年に月刊誌「選択」編集長、05年11月にファクタ出版株式会社を設立した。
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