暴かれる創価学会「戦争翼賛」暗黒史

「講談社から暴露本」にうろたえる学会幹部。牧口初代会長の獄死は「反戦・平和」を叫んだからではない。

2018年3月号 LIFE

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「タイトルは? 中身は? とうるさく聞かれて、参ったよ。ウチの社内にも“関係者”がいることはわかっていたけど……」講談社の某幹部はこうボヤく。新たな「創価学会暴露本」が出るという情報が昨年末になって流れ、販売、編集の担当者に対し、社内の創価学会員からしきりに探りを入れる動きがあったという。同社は2009年に『黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録』、11年に『乱脈経理 創価学会vs.国税庁の暗闘ドキュメント』など元公明党委員長・矢野絢也氏の著書を出版、『黒い手帖』問題を巡って元公明党議員3名と訴訟に発展した。一連の訴訟は講談社が二審で逆転勝訴したものの、矢野氏はなぜか創価学会に対する表立った批判を控えるようになり、講談社は同書の文庫化を断念した。また、創価学会は12年に「週刊ポスト」に掲載された連載「化城の人 池田大作と創価学会の80年」に対しても激 ………

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