ソフトバンク「有力販社」で相次ぎ粉飾露見

2017年12月号 BUSINESS

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日経産業新聞主催の毎年恒例のセミナー「与信管理DAY」が10月27日に大手町の日経ホールで行われ、多くの審査業界関係者が集まった。東京商工リサーチ常務の友田信男氏や元日商岩井審査部で千葉商科大学大学院客員教授の末松義章氏など常連メンバーを中心に8名の講師が順に登壇したが、今年に限ってソフトバンクの与信管理担当課長が含まれていたのが「絶妙な人選」(信用調査会社)だった。実は最近ソフトバンクの携帯ショップ運営会社の粉飾決算が立て続けに発覚し、信用情報の世界で話題を集めているのだ。まず夏ごろ九州や中国地方で20店舗以上展開する「大栄電通」(福岡県久留米市)で在庫の水増しが発覚した。もともとビジネスホンやコピー機などの販売会社だったが、近年携帯ショップ事業を拡大し、年間売上高は50億円規模に急成長していたが「キャッシュバックキャンペーンなどの負担が重く、実 ………

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