カルロス・ゴーンの大勝負「GM買収」

アジア・欧州・米州の3大陸に軸足を置く、「究極のグローバル自動車メーカー」の念願成就?

2017年11月号 BUSINESS

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日産自動車で工場出荷前に必要な車両の点検を121万台分もごまかす無資格検査問題が発覚した。所管の国土交通省だけでなく、顧客のクレームを直接浴びる日産ディーラーも怒り心頭だ。この不祥事にルノー・日産連合を率いるカルロス・ゴーン会長(63)は頭を抱えているのだろうか。答えはノーだ。不祥事が起きれば釈明の記者会見など日本人に押し付けて、外国人幹部は雲隠れするのが日産の流儀。ゴーンも東洋の島国で起きた些事に関わっているヒマなどないに違いない。自らの経営者人生を賭けた最後の大勝負で頭が一杯なのだから。

「GM買収」の資格を獲得

日産連合は9月に発表した中期経営計画「アライアンス2022」で、傘下の三菱自動車を含めた3社合計の世界販売台数を、2022年に1400万台(17年見通し1050万台)に拡大するとぶち上げた。量より質を問われる時代にあって、マスコミは販売台数を現在より4割も増やす意欲的な目 ………

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