「連合京都」の逆鱗に触れた民主党の「言うだけ番長」

2015年7月号 POLITICS [インサイド]

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京都の政界関係者が囁く。「連合京都は激怒しています。もう絶対支援しない」と。連合京都が怒りの矛先を向けるのは、前原誠司・元民主党代表(衆院・京都2区選出)だ。今年4月に行われた統一地方選の京都市議選。民主党は前原氏のお膝元の山科区(定数6)で、現職の松下真蔵氏と元職の藤川剛氏の2人を擁立した。松下氏は前原氏の元秘書。藤川氏は元京都市職書記次長で連合推薦候補だ。ところが選挙終盤、劣勢を聞いた前原氏は松下候補の応援にシャカリキになり、藤川陣営には全く顔を出さず、松下候補が次点、藤川候補は最下位の「共倒れ」に終わった。連合京都が怒るまいことか。橋元信一会長の出身母体の自治労が担いだ藤川候補への仕打ちに、関係者は「前原が橋下徹大阪市長との連携に動いたのは周知の事実。橋下から『合流するなら官公労、自治労を切ってから』と迫られ、困っていたと聞く」と怒り ………

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