「藤澤Jトラスト」に司法の包囲網

傘下企業群の複雑かつ不透明な資金移動の数々が、破産管財人に暴かれ、追及の手は藤澤氏の身辺に。

2014年4月号 BUSINESS

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Jトラストを率いる藤澤信義氏に対する司法の場での包囲網が、ここにきて急速に狭まっている。傘下企業群の間で過去に行われた複雑かつ不透明な資金移動の数々が、その後に乗り込んだ破産管財人によって暴かれ、敗訴判決が続いているのだ。

誤算だった管財人の動き

旧ライブドアグループ元幹部の藤澤氏は2008年3月、旧大証2部(現東証2部)の貸金会社イッコー(現Jトラスト)を買収。それを手始めに、過払い金返還請求の嵐で青息吐息の貸金業者を次々と傘下に入れ、異形の金融帝国を築き上げた。この間、資金供給源となっていたのは木村剛氏の下で乱脈の限りを尽くしていた日本振興銀行(10年9月破綻)だった。藤澤氏は上場するJトラストを表の顔とする一方、非上場の旧ネオラインキャピタル(後にクロスシード)に連なる企業群を裏部隊として巧妙に使い分けてきた。東京大学医学部卒の知恵者である藤澤氏が編み出した経営手法 ………

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